2021/10/23

秋深まる~幻の勝苑祭をしのんで

 10月も入り、秋も深まってきました。校内ではあちこちに秋の花やハロウィンの飾りが飾られています。



 校内には秋の飾り付けとあわせて、コロナ禍により幻となってしまった令和3年度の勝苑祭をしのんで(?)、残念ながら日の目を見ずに終わったしまった傑作が特別棟に飾られました。




 今年の勝苑祭のテーマ「新光」の精神は、文化部の発表「銀杏週間」で発揮されました。


 本当は勝苑祭で披露するはずだった書道パフォーマンスは、見事に「銀杏週間」のフィナーレを飾ってくれましたね。コロナ禍だからこそ困難に負けず、「志(こころざし)」を忘れずに

2021/10/22

奉仕作業を行いました

花壇に冬用のパンジー等を植えました。

 本校では、「知徳体」のバランスのとれた人格を育成するため、教育活動に奉仕作業を取り入れています。今月23日(土)に開催される勝田高校の学校説明会で気持ちよく中学生の皆さんや保護者をお迎えするため、10月18日(月)の6限に、勝田高校・勝田中等教育学校全員で、校内の清掃や除草作業を行いました。また、生活委員会の生徒たちは、花壇の花を植え替えました。


校庭や校門の枯れ葉掃除もしました。

 秋の澄んだ青空のもと、皆で力をあわせて校内をきれいにし、すがすがしい気持ちになりました。


令和3年度クラスマッチ(秋)


  寒い日々が続く中、10月20日(水)、スポーツをするにはこれ以上ない晴天のもと、本校の目玉行事の一つであるクラスマッチが行われました。



 全校生徒による八の字跳びから始まり、高校生はサッカー、ソフトテニス、ドッジボール、バレーボール、卓球から各学年・各クラスでチームを作成し、対戦しました。中等教育学校生は、男子はサッカー、女子はドッジボールでの対戦となりました。



 生徒たちもコロナ禍で運動不足気味でしたが、誰一人手を抜くことなく、正々堂々とスポーツに取り組む姿勢は素晴らしいものでした。また、自分の競技が終わった生徒は、他競技で活躍する同じクラスの友だちを精一杯応援しており、とても楽しい雰囲気となりました。



 3年生だけが活躍するのではなく、1・2年生も上位になるなど、個々の得意分野やチームワークを生かし、生徒が一丸となれるのは、クラスマッチの醍醐味なのではないでしょうか。


 勝田高校・勝田中等教育学校の生徒らしい、まさに「文武両道」な一面が垣間見えた素晴らしい行事となりました。


2021/10/19

早期キャリア講座

助川電気工業の講座の様子

 令和3年10月14日( 木 )1・2年生を対象に「早期キャリア講座」を実施しました。これは、県産業戦略部労働政策課「UIJターン・地元定着支援強化事業」を活用したもので、県内の企業・団体9社より、生き生きと活躍する社会人を講師としてお招きしました。各企業・団体からは、経営者から若手社員まで多様な講師が来校し、企業の主な取組、講師自身のこれまでのストーリーを2本柱に講演をしていただきました。これだけ多種多様な講師を揃えるのは大変な労力がかかりますが、今回は事業のコーディネーターとしてNPO法人雇用人材協会様にご尽力いただき、充実した講座となりました。


志村大宮病院の講座の様子

 1年生は文理選択を控え、2年生は1年後の大学入試に向け、改めて自分の将来像を深く考える時期であり、今回の講座を通して未来の自分の「ありたい姿」を想像し、職業選択まで視野に入れて文理選択や志望校選択して欲しいという思いで、企画しました。

産総研の講座の様子

 生徒はそれぞれ希望した2社の講座を受講しました。講演を聴き、社会には様々な仕事があり、多様なスキルを持った人々が協働して取り組んでいることを知ることができました。また、講師のストーリーから、今自分が努力すべきことや、将来に向けての指針を見出すことができました。生徒からは「今頑張っていることが将来の自分の魅力になるという言葉が印象に残りました。」や「仕事の大変なことは自ら学び成長していかなくてはならないことだという話を聞き、学習習慣をつけ粘り強く勉強を頑張っていこうと思いました。」といった感想が寄せられました。質疑応答も活発で、大変有意義な講座となりました。



令和3年度銀杏週間発表会

銀杏週間を開催しました。

伝統文化部(書道)のパフォーマンス

 新型コロナウイルスの影響で、本年度の勝苑祭は中止となってしまいましたが、文化部の発表の場として「銀杏週間」を設けました。10月11日(月)から校内の様々な場所での展示を含め、随時発表がありました。


伝統文化部(華道)の展示

総合アート部(美術)の作品

総合アート(写真)の作品

 参加したのは、勝田中等教育学校の一年生を含めた、総合アート部、伝統文化部、ボランティア部、理科部、オーケストラ部、英語部、演劇部です。10月15日(金)5~6校時には、体育館にて様々なパフォーマンスが披露されました。

英語部のスピーチ

理科部の科学実験ショー

オーケストラ部の演奏

 大勢の前での発表はとても緊張しましたが、見に来てくれた人たちを楽しませ、感動させられるよう、精一杯発表しました。各部で短い期間ながら入念に準備をし、本番では最高の発表を行えました。やりきった後の晴れやかな顔は、一所懸命に努力したから自然に出たものだったのでしょう。

演劇部の発表

伝統文化部(さどう)のお茶会

 本年度の勝苑祭のテーマであった「新光」に合うような、晴れやかな秋晴れのもと、コロナ禍での新たな楽しみ方、そして活動の仕方を見つけたのではないでしょうか。


2021/10/12

ひたちなか商工会青年部で本校生が発表しました


 令和3年10月8日(金)に、IBARAKIドリーム・パス事業に参加している本校2年生の3名が、ひたちなか商工会青年部の例会にて、企画研究中の「ゴミの山を宝の山に」を発表しました。

 この発表は、本校の2年生で行っている「総合的な探究の時間」の外部指導者でもある「E-nnovation」の佐々木康喬さんのご紹介で実現しました。

 生徒たちは、50名近いひたちなか市内の青年起業家の皆さんの前で堂々と発表し、「発表がわかりやすくて感心した。」「ひたちなか市の名産である干しいものPRのためにも頑張ってほしい。」など様々なご意見や励ましをいただきました。いただいたご意見の中には、「干しいもを作る上での廃棄物を利用して石けんを作るなら、需要の高い紙石けんを作ってみてはどうか。」など、今後の研究に役立つアドバイスもいただくこともでき、非常に有意義な体験でした。


 本校は、ひたちなか商工会議所や、ひたちなか市役所など、様々な公共団体や企業と連携・協働し、社会に「開かれた教育課程」を実現しています。具体的には、「総合的な探究の時間」などの授業において、「E-nnovation」さんと連携して探究プログラムを実施するなど、教員だけでは実現することが難しい、社会の現場とつながる機会を提供していきます。